駐車場のタイプはどれが便利?

お部屋を探している時、車を持っている方は駐車場付き物件を探すことが多いと思います。

駐車場と言ってもタイプはいろいろです。

 

車庫になっているタイプ

【メリット】

1. 1階が車庫になっているタイプは、雨風をしのげるので、車が傷つきにくいです。雪が車の上に積もることもありません。

2. 夏は、直射日光が当たらないので車内温度が上がりにくいです。

3. 車を置いてスペースが余っていれば、普段使わないタイヤ(夏のスタッドレスタイヤ、サーキット走行用のタイヤなど)や、洗車道具を置くことができます。

【デメリット】

1. 車庫の高さが低いことがあり、駐車できる車種に制限があります。ルーフキャリアの取り付けに制限が出ることもあります。

2. 幅が狭いこともあるので、乗り降りが窮屈な事もあります。

3. 車をこすってしまうこともあるので注意が必要です。

 

青空駐車場

【メリット】

1. 駐車する車の高さを選びません。ルーフキャリア、ルーフボックス付きの車もOK!

2. 車に乗ったらすぐに出発でき、帰ってきてもすぐに駐車できます。(シャッターの開閉や立体駐車場の操作が不要です。)

3. 他の駐車場タイプに比べ駐車場代が安価であることが多いです。

【デメリット】

1. 雨風や落葉、鳥のフンなどで、車が汚れたり傷んだりすることもあります。特に落葉樹や大木の近くは要注意です。降雪地域だと雪かきをしないと車を出せないことがあります。

2. 夏に直射日光が当たる所だと車内温度が高くなります。また、冬に日の当たらないところ(朝日が当たらない場所、建物の北側、西側など)だと霜が降りすぐに出発できないことがあります。

3. 子どもが駐車場で遊んだりすると、ボールがぶつかったりすることもあります。

 

カーポートタイプ

【メリット】

1. 落葉や鳥のフン害にさらされることが少ないです。

2. 雨が降っている時、車の乗り降りで雨に濡れることが少ないです。

【デメリット】

1. カーポートのタイプにより、車高に制限がある場合があります。

2. カーポートの柱に車をぶつけてしまうかもしれません。注意が必要です。

 

立体駐車場タイプ

【メリット】

1. 都心のマンションでも敷地内に駐車場を確保できます。

2. 簡単に車にアクセスしづらいので、車上荒らしの危険性は低そうです。ただし油断は禁物です。

【デメリット】

1. 車の出し入れのたびに立体駐車場を操作する必要があります。

2. 青空タイプに比べ駐車場代が高価であることが多そうです。

 

お持ちの車種によって、またカーライフスタイルによって最適な駐車場のタイプは異なります。

また、駐車場付きの物件でなくても、近隣にあなたの望む駐車場が確保できる場合もあります。

そういった情報も大家さんに聞いてみたり、物件見学の時に近隣を歩いてみたりして探してみるのも良いかもしれません。